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城山台の家 / 京都府木津川市

 

 建築地は土地区画整理事業による大規模分譲地である。換地で手に入れられた三区画分の内、どこで建てようかというご相談から計画はスタートした。各区画に多少の高低差はあれど均質に大きめに区画されており、かえってプランの手掛かりになる特徴はなかった。しかし、将来一部を有利に売却できるように、また、それまでは果樹園と菜園として使えるようにというご希望があり、それを踏まえて配置を検討した。
 また、ご高齢ということもあり基本的には平屋の造りとし、お孫さんが泊りに来た時に寝室となる小屋裏風の部屋を二階に一室だけ設け、あとはリビングキッチンの吹抜けという贅沢な空間、ダイニングは畳敷きの掘り込み式とした。
 和室には濡縁越しに専用の小さな庭を造り、寝室は廊下を介してリビングと距離を置き、洗面・浴室・専用のお手洗いを近くに配し生活導線にも配慮した。奥さまは陶芸を熱心にされており専用の小さなアトリエを希望されていたが、予算やご主人の間取りの考え方等で立ち消え掛けたが、何とか拵えることができ大変喜んでいただいた。

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